子どもたちははじめて経験する集団生活で様々な体験をします。また、同年齢・異年齢の友だちや先生と関わることで、自我の発達が顕著に表れます。
この時期のこどもにとって大切なことは、自分の抱く好奇心や探究心をふくらませて、発見した満足感を覚えたり、達成したりすることによって得られる大きな喜びです。絵を描いたり、みんなでお遊戯したときの喜び。跳び箱をうまく飛べたとき、鉄棒でさか上がりができたときの喜び。みんなで植えた種から芽がでたとき、そして収穫する喜び。そのたくさんの大きな喜びの中から、次のステップへとすすむ意欲が生まれ、自分への自信につながり、他者を認め、尊重する心を育みます。
高丘幼稚園では、子ども一人ひとりがいろいろな場面で、喜びを胸いっぱいに感じながら成長しようとする心のサポートを何より大切にしています。
高丘幼稚園 園長
櫻井 雅美
幼児期は人間形成にもっとも大切な時期なので、より良い環境のもとで、多くの多様な体験をすることは健やかな成長・発達・心豊かな人格の形成に欠かすことができません。たかおか幼稚園では幼児の発達を十分に勘案して、幼稚園生活を楽しく過ごせるように環境と保育の内容を工夫しています。
健康で幸福な生活をすごすために必要な基本的生活習慣を身につけさせ、身体機能の調和のとれた発達を促す。
集団生活の経験により、社会的な態度の育成を図り道徳性と自律の芽生えを育てる。
様々な文化・芸術とのふれあいを大切にし、音楽・遊戯・絵画・製作などの表現を通じて、創造性の育成や豊かな情操を養う。
言葉の使い方を正しく導き、童話や絵本に対する興味を導き出す。
身近な社会現象に対する興味と関心を深め、これらを正しく理解しようとする態度の芽生えを大切にする。
高丘幼稚園の教育(保育)は年間指導計画・月間指導計画・週間指導計画と日々の細案(日案)に基づき、十分な研修と教材研究を繰り返して行われています。年間の様々な行事は幼児の発達を考慮し、無理なく取り組めるように計画、実施しています。
私たちは幼児期に体験するすべての事が子どもの心を大きく育て、その子どもの一生の宝になると考えています。
自然体験活動として、飼育栽培や園庭に花壇や畑を設け、身近に自然を体験したり園庭での遊びや近郊への散歩を行っています。多様な自然要素と五感を使って遊ぶことを大切にしています。
花見
散歩
一年を通して、田植え→脱穀→試食とお米ができるまでの過程を体験します。他、果物狩り、イモ掘りなどをとおして自然と触れ合い、食べ物の大切さを学びます。
田植え
果物狩り
幼児期に様々な運動を体験させることにより、自分の体を自由にコントロールできるようになり、自己表現も豊かになります。子ども達の優れた運動能力を育てます。
乗馬
サッカー
食物が口に届くまでの過程を知ることで食べ物に対して感謝の気持ちを養い、これから子ども達に食の大切さと、食に関わる全ての事に関心を持たせます。
給食
給食
茶道・華道などの様々なカルチャー教室を行っています。幼児期に体験することにより大きな刺激となります。
華道
茶道
子どもが生活の中で生き生きと感じ取っている様々な事柄、発見や経験、驚きや感動、楽しさや喜び等が素直に自己表現されるのが造形遊びです。
製作
作品づくり
感じたことや考えたことを自分なりに表現することで豊かな感性や表現する力を養い、創造力を豊かにします。毎年、市民会館の大ステージでお遊戯を披露し、たくさんのお客様に感動を与えています。
市民のつどい
クリスマスお遊戯会